小林会長が「日本企業国際化の研究」を出版

 

2011年11月11日（金、11が３つ続く）、小林会長が出版した「日本企業国際化の研究」（文眞堂刊・定価2,600円+税）を記念し、パーティが日本プレスセンタービル9階の日本記者クラブで開催された。当日は約30名が出席、三田キャムパスからは、藤井明子（昭和38年卒）さんが参加した。

　本書は先生が長年研究している、日本企業の国際化を事実のトレンドから実際を探り、自ら開発した評価方法で分析した実証研究である。企業の経営には光と陰のサイクルがあるとし、現在多くの日本の国際企業が内憂外患に見舞われ、企業パフォーマンスの水準を落とし、陰の時代に突入していると断じている。そしてパフォーマンスファクターのバランス回復こそが重要と述べている。直近5年間の指標をもとに国際化とパフォーマンスの関係性をホリスチックに分析し、明日の再活性化への道を提言する。