「二人展」を終えて

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　   松田皓子（昭和４１年卒）

 

今年の７月初めの一週間、主人と私は絵の「二人展」を開きました。私共にとって今までの人生最大のイベントとなりました。その期間、日頃御無沙汰している友人・親戚 に会うことが出来て、本当にエキサイティングな一週間でした。フランスから娘・孫 も戻って来て更に愉しい日々でした。生まれてからまだ会っていない２才半の孫に会う良い機会と考えてくださる方々もいらして、孫にとっても不思議な経験だったと思います。写真　　（衛藤氏と一緒に）

主人はリタイヤ後油彩を習い始めて２年、私は水彩を始めて10年になります。「何でもしたいことは元気なうちに・・・」ということで厚かましくもこのようになった次第です。この10年の間、今にも雨が降り出しそうな朝は電話連絡網で”今日のスケッチは中止です”ということばを密かに待っている私です。こんな怠け者の私ですが何故か 続けてこられたのは、水彩の難しい中にも奥深い魅力を私なりに少しわかって来たからでしょうか。この風景のスケッチの勉強を始めて、お蔭様で一人で地下鉄マップを 片手に現地に行けるようになったこと、今までは一人では行かないような場所にも行く機会に恵まれたことetc.とても感謝しています。

次回がいつになるかわかりませんが目標に向かって、主人共々健康に留意しつつ迷作を描き続けなければと思っているところです。最後になりましたが、三田キャムパス関係の方々にも期間中多数ご来場いただき大変有難く厚くお礼申し上げます。