三田キャムパス相模ゴルフ会２１年の軌跡

斉藤　和男（昭和37年卒）

三田キャムパス相模ゴルフ会発足の経緯は、三田キャムパスOB会の当時の会長であった近藤久男さんが偶々相模カンツリー倶楽部の理事長に就任されていた関係で1998年に同会の発足が実現いたしました。会は1998年に始まり2019年の今年で21年間続いています。

その間同会のメンバーは昭和25年卒の近藤久男さんを筆頭に昭和47年卒の末吉行雄さんまでの年次で構成されてきました。会の初期から中期にかけてが最盛期で4組が定着していましたが、その後参加者の減少が続き、直近2019年6月7日開催の第41回ゴルフ会では遂に2組しか集まらず、相模のコンペ扱いが受けられない状況に至ってしまいました。

三田キャムパスの相模カンツリー倶楽部の会員は近藤久男さん、昭和33年卒の中橋誠さんと遠藤滋さん、昭和37年卒の私と4人おり、受け入れ側としての体制を整えて来ました。会の発足後は三田キャムパスOB会の若手の方に幹事をしていただき、私が相模との窓口になる形でタッグを組んでいました。その後中橋誠さんが2005年に会の幹事に就任されて以来今日まで長年にわたり大変なご尽力を賜り大幹事となっておられます。昨年中橋幹事の要請により私が世話役として事務方のお手伝いをすることになりました。

先に述べた第41回ゴルフ会が会存続の大きな転換期となりました。新規入会のお願いを機会ある毎に発しましたが残念ながら未達に終わりました。その結果、幹事・相模会員の総意として、参加者が減ってコンペが成立しないのならこの辺りで会を終局にもって行くしかないのではと、交詢社で打合せをしたり、近藤さんにご説明とご了承をいただくなどして、本年6月7日に開催した第41回のパーティの場で、11月に行う予定の第42回ゴルフ会を最終会として、近藤さんからご寄贈いただいた優勝カップの取り切り戦を行うことにしたい旨参加者にご提案いたしました。

これに対し常連の参加者から会存続の強い希望が出され、全員で対応策を討議した結果、結論として、予定していた11月の第42回ゴルフ会は行うが、来年からはこれまでの年2回から年1回に回数を減らし、毎年5月に開催する事で決着いたしました。

第41回ゴルフ会の結果は、優勝は鈴木良太さん、準優勝は久野明子さん、3位は横山茂郎さ

んでした。今回特筆すべきは、コンペを成立させるため3組にする必要があり、特にお願いして遠藤さんの奥様、中橋幹事の奥様にご参加いただきました。

このような状況下、会員各位にはゴルフ会の存続に向けて一層のご協力をお願いする次第です。またこの紙面を借りて、若手新規参加者の入会を大いに歓迎する旨お伝えさせて戴きたいと存じます。