昭和37年卒業「アニマル・クラブ」のご紹介

斉藤　和男（昭和37年卒）

　我々の年代はあと1、2年で傘寿を迎えます。日本の男性の平均年齢は81才であると新聞に出ていたので、そろそろ身の回りの整理をしようと、先ず名簿の整理に取りかかりました。そこで1998年5月20日に銀座4丁目スエヒロで開催された時の三田キャムパス会「アニマル・クラブ」の名簿が出てきました。

　「アニマル・クラブ」とは、三田キャムパスの昭和37年卒業の連中が卒業後も会えるよう会を結成しその名称としたのです。その由来は、一同うち揃って上野動物園に出向き、各人に動物の名前をあだ名として命名したことによります。

その名簿には16名の名前が存在していました。これに対し、2016年12月の三田キャムパスの会報では昭和37年卒業11名（他、西田吉秀君が記載漏れ）、昭和40年卒業1名となっています。この間、大谷広二君、斎藤啓爾君、真鍋勝紀君が鬼籍に入っています。その後、昨年、中澤文比古君と水野修一君が亡くなられたとの悲しい知らせがありました。

中澤文比古君は、長い間アニマル・クラブの年1回の夜の会合を世話役として企画運営をしてくれていました。しかし、5年ほど前に大病に罹り、治療に専念するとして世話役を辞退する事になりました。その後は年2回の昼の会同として幹事持ち回りで日本海庄や八重洲口店で会合を続けています。中澤君が長年責任感を持って会合を一切取り仕切ってくれていたことがいつも話題になり、我々一同大変感謝している次第です。

これからも、各位は体調管理に一層気を付けて、できるだけ永くアニマル・クラブが存続することを願ってやみません。